● この動画について
購入した車両についてきた BMW の純正ホイール。残念ながらガリ傷が入っていましたので、これを鏡面になるまで磨いてみました。
映像では口頭による説明がありませので、ここで作業手順を解説させて頂きます。作業そのものはは単純で、誰でも出来ます。
気合と根性でひたすら削り、磨くのみです。
● 作業工程と使用した資材
機械工具が無くてもできますが、できれば自分と同じリョウビのポリッシャーだけは用意した方がいいです。1万くらいで買えます!
・作業手順
- ホイールの汚れを取り除く。
- スケルトンという剥離剤で塗料を剥離していく(2L使用)。
※ベースのプラサフ?(サフェイサー)が強力で3~5回剥離しました。
水洗いは濡れたウェスなどで十分にホイールを拭き上げてから行ってください。そのへんに流すと環境汚染になるようです。 - リューターのドレメル3000に240番のフラップホイールを使用して剥離できなかった塗料と、ホイールの肌目(ブツブツ地金)をフラットにしていきます。リューターが無い場合は耐水ペーパー♯120からスタート。
- リューターが入らない場所に関しては、耐水ペーパー♯120番でプラサフ及び地金を削りフラットにしていく。
- ♯320もしくは♯400にてリューターとペーパー♯120番の傷をキッチリ消す。
※この作業をサボると最後にコンパウンドを掛けたときに傷が浮いてくるので妥協せずにやりすぎなくらいキッチリと研磨すること。 - 次に♯800番で研磨!究極の鏡面を目指す場合は♯600を使用してから研磨です。
※前回かけたペーパーの傷は消えてる事を確認作業を進めます。また、傷のチェックには強く白い光がオススメ、太陽が真上にある時、もしくはヘッドライトなどを用意して強い光を照射しながら作業を進めます。 - ♯1500のペーパーで研磨!究極の鏡面を目指す場合には♯1000を行ってからがオススメ。こちらも前回の傷が消えているか確認しながら作業を進めます。
- ♯2000の耐水ペーパーをかけていきます。
※今回私は使用していません。 - リョービのラダムサンダポリッシャーでリムのガリ傷を消していきます。
※スタートは♯120で、そこから♯320、♯400。純正の形状やリムが変な形にならないようになるべく均等に少しづつ削っていきます。一か所に当てすぎないように、グルグルと傷のない箇所も削ります - リムの♯400が終わってペーパー♯800番が終了した場合、もし綿のバフが手に入るなら、綿バフにシェイクモーリーをつけて3、4回研磨すれば表情がわかるくらいの鏡面になります。
※綿バフが無い場合は♯1500まで耐水ペーパー - シェイクモーリーで納得いくまで研磨していきます。
※シェイクモーリーは柔らかい布で磨ききれるまでウエスの面を変えながら本気で時間をかけて使用すること!(ネルシャツなどに使われるネルがオススメらしいです。力を入れずに何度も研磨していきます)。
シェイクモーリーで逆に傷ついてしまった場合はウエスがダメか、磨きが足りません。それでもシェイクモーリーでの傷で悩む場合は、ブルーマジックがオススメです。
※ブルーマジックは、ホイールが曇ったり濡れて錆びた時にメンテナンスとしておすすめ。シェイクモーリーより研磨力が優しいです。
以上 ・素人の作業ですので参考程度でお願いします。また、剥離剤、機械の使用は危険ですので、安全な環境で作業してください。ラクしようとして機械を考えても、結局は手で研磨が一番早いと思います。
リューターでの最初の粗削りも4本やるなら形状にもよりますが 1日は必要なので、全然ラクにはなりません。作業完了まで自分は2週間かかりましたww。
・今回使用した資材
- ドレメル3000
- ドレメル純正フレキシブルシャフト
- フラップ ホイール 20mmx16mmx3mm 240#
- フラップ ホイール 10mmx10mmx3mm 240#
- リョービ オービタルラダムサンダー(♯120~♯400)ペーパー(♯120~♯2000 )
- シェイクモーリー
- マイクロファイバー
- ショップタオル
● 内容の構成
この動画は、作業を収録したものを編集しバックミュージック入れたものです。音楽を楽しみながら、眺めて頂ければ幸いです。